「あの人は心配りのできる人だよね」
そんな風に言われて嫌な気になる人はいない、中々できるものでもないけど。
心配りができるようになるには「相手の目になってモノを見る」ことと言う。
なるほど心地よいサービスやおもてなしというのは「こうして欲しい」と思うタイミングでしてくれる。
老舗の旅館の女将ってイメージ!
”目”を使った言葉はよくある。
「目の付けどころが良い」などというのもかなり嬉しい褒め言葉だ。
ビジネスにおいての「目」は大切な意味で使われることが多い。
「顧客目線」でビジネスを見返す、「社員目線」で組織を見直す、「上司目線」で自らのやるべきことを見直す。
それぞれ言葉で言うのは簡単だが実践するには困難なことばかりだ。
一方で困った”目”もある。
「他人の目を気にしすぎる」のは困ったものだ。
他人の目が怖くて本来の自分の姿を見せることができない、なんて勿体無いこと。
”目”を上手に活用すると生きることも楽になるし、ビジネスもうまく行く。
しかしながら「目」を取り込むことには注意も必要。
「お客様は神様です!」などとどんなお客さんの言う事も叶えていたら会社は潰れてしまう。
「社員の望むことを実践」することだけでは業績は向上しない。
「上司の望む姿になる」ことはビジネスマンの成功を意味しない。
「自分」がしっかりしていなければならない。
「心配り」ができると言うことは「自分」をしっかりともっていながら相手の目にも気づけると言うこと。
自分に自信がなければ相手に優しくすることはできないのと同じように。
顧客の目線でサービスを向上させるには、自社のビジネスはこうあるべきと言う信念が根底になければいけない。
視野視点は確かに大事だが、足元もちゃんとみろよってことか?
なんか止め処なくなってきたな。