先週の雪がここまで影響を与えるとはねぇ。
未だに孤立している集落があるというのだから半端じゃない。
ソチオリンピックが行なわれているし、大学入試もちょうど今頃、様々なイベントも中止になる(ちなみに自分のゴルフも中止だったです!)。
タイミングってものがあるだろう。
なるほど、タイミングっていうのは良くも悪くもあるものだ。
家を買おうと思って探したらちょうど良い物件があったり。
大雪の夜に飲んで店の外に出たら目の前にタクシーが止まったり。
出社前にコーヒーを買う時レジに誰も並んでいなかったり。
なんか良いなぁというタイミングの時はある、もちろんその逆もあるが。
事業をやっていてもタイミングっていうのはある。
商品リリースのタイミングは早すぎても遅くなってもいけない。
当社にもあった。
携帯電話用サイト。
ドコモのiモードが普及し公式サイトが話題になり始めた頃。
当社はいち早くiモード対応サイトを始めた。
しかし、確たる宣伝方法も確立されていなくキャリアの公式化もできなかったので人は集まらない。
当時の公式サイトはエンタメ系が主流だったのだ。
結局開始から2年ほどで閉鎖。
それから数年後、各キャリアの公式化を獲得し再参入すると大ヒット。
半分以上の売上を占める柱となった。
世の中を見ればそのような例はたくさんあるようだ。
ハイブリットカー、トヨタのプリウス。
町中で一番見るあの車。
実は初代プリウスはさほどのヒットしていない。
一部のマニアや業務用に購入されていたのが中心だったらしい。
スタイルも今のような3ドアハッチバックではなく、セダンタイプだった。
初代発売から7年を経て2代目にモデルチェンジ。
スタイルも3ドアハッチバックになってイメチェン、内装も充実。
その新型が爆発的にヒットして今のプリウスの地位がある。
時としてビジネスが成功するか否かはタイミングと戦術によるところがあるようだ。
事業を興すのもタイミングっていうのは大事だ。
先週取材で伺ったクラウドワークス社。
今話題のクラウドソーシング(プチ稼ぎ仕事をサイトで探してマッチングさせるビジネス)で急伸している企業だ。
競合他社がいくつか存在するのに急激に伸びているその秘訣を伺った。
感心するのは「機を見るに敏」素晴らしいタイミングで事業を興していることだ。
“働く”という概念が変化して行くこれからの社会において事業環境は増々追い風になると思われる。
これからの動向が気になる会社だ。
しかし、誰もがバッチリのタイミングで事を興すことができるわけもない。
日頃から周囲に関心を持ち、自分の事を冷静に見つめる目線が必要だ。
当社でも、来月新しい企画をリリースしようとしている。
バッチリ大ヒットかな?
タイミングと戦術が良ければね!
なるほど、しかしそこが難しい・・・。